話題のマーダーミステリーとは?わかりやすく解説!

マーダーミステリーイメージ

"マーダーミステリー"とは?

"マーダーミステリー"というテーブルゲームをご存知でしょうか?

複数人でプレイする体験型のテーブルゲームとしてSNSなどで昨今話題になっており、近年のトレンドの流れから、界隈では「リアル脱出ゲームの次はマーダーミステリーでは?」と騒がれています!

  • 「どこでやれるの?」
  • 「初心者だけど参加してもいいの?」
  • 「うまくやる自信がない......」 など

話題になっているとはいえ、まだまだメジャーなボードゲームとはいえないため、「興味はあるけど、敷居が高い」と感じている方もたくさんいるかもしれません。

筆者自身、実際にマーダーミステリーを遊ぶまでは「周りに迷惑をかけてしまうのではないか......」「コミュニケーションが取れるだろうか......」と不安に思い、二の足を踏んでいました。

 

この記事ではマダミスに敷居の高さを感じていた筆者が実際に遊んでみた感想を踏まえて、マーダーミステリー初心者や未体験の人向けに、マーダーミステリーとはどんなゲームなのかをわかりやすく解説します!

マーダーミステリー全体像

"マーダーミステリー"を簡単に紹介!

マーダーミステリーとは、わかりやすく説明すると推理小説のキャラクターになるゲーム』です!

例えば

【ある館の主人が殺された。館には被害者の妻・息子・警備員・従者が住んでいた。犯人は誰?】

というようなシナリオであれば、「妻」「息子」「警備員」「従者」がプレイヤーの配役になります。

プレイヤー同士の議論や密談をしながら解決を目指すのですが、キャラクターには各々の思惑があり、一筋縄ではいきません!

 

プレイ時間や人数はシナリオによって異なり、中には『参加人数10人以上』『プレイ時間4・5時間以上』というシナリオも!

「始めるまでの準備の手間も含めて骨太な内容だからこそ、熱く没頭してしまう」それが"マーダーミステリー"です。

遊び方・流れ

マーダーミステリーは以下のような手順で進行していきます。(シナリオによって特殊なターンがありますが、大まかな流れは以下です)

  1. ルール説明・プロローグ
  2. 配役決め
  3. それぞれの役のシナリオ読み
  4. 全体での探索・議論
  5. 密談(議論)
  6. 推理発表・犯人投票
  7. エンディング
  8. 感想戦

ルール説明・プロローグ

まずはGMゲームマスター)という進行係がシナリオのルール説明とプロローグを読み上げます。

シナリオによっては進行役は必要なかったり普通のプレイヤーと兼任可能だったりするので、人を集めるのが難しい場合、GMについてはあまり考えなくて良いです!

店舗で遊ぶ場合は手厚い解説やプロのGMがありますし、仲間内でやる場合でもこの時点でルールを全体で確認できるので、安心して遊ぶことができます。

配役

配役決め

次に行うのが配役決めです。

プロローグを経て自分の気になったキャラクターを選択します!

選ぶ基準は"年齢やバックグラウンド、見た目"など何でもよく、性別を統一させる必要もありません。自分の好みのキャラクターを選びましょう!

また、演技も必須というわけではないので、「なりきりとかは恥ずかしい」という方もご安心ください!

ただ、口調や声色をちょっと変えるだけでも雰囲気が出るので、慣れてきたら勇気を出して挑戦するのも一興です......!!

台本読み

それぞれの役のシナリオ読み(ハンドアウト確認)

選んだキャラクターの台本(設定)を読みます。

ここでは自分が演じるキャラクターの性格や人間関係、事件当日のタイムラインなどが書かれており、他人に見せたりのぞき見したりは絶対にダメです!

大体5~10分程度の時間が設けられますが結構な情報量をインプットしなければなりません。初心者の方は「覚えきれない!」と焦ってしまいがちですが、シナリオはゲーム中何度でも読み直せるのでご安心ください!

議論イメージ

全体での捜査・議論!

マーダーミステリーの大きな醍醐味の一つである捜査・議論パートです!

テーブル上には真相にたどり着くための証拠やヒントが伏せられており、各々好きに調べていきます。一人ひとり調べられる回数は限られているため、情報の共有が必須です。

しかし、前述の通りキャラごとに隠された目的・ミッションがあるのですんなり真相解決には導かれません......!

密談

密談(議論)

議論をさらに掘り下げる、あるいはかき乱すのがこの「密談」です!

「全体では話したくないけどこの人には伝えたい・共有したい」ことを議論を抜け出して内緒話をします。また、自分の目的を達成するために必要なアイテムなどの交換や譲渡、交渉の場としても使用可能です!

投票イメージ

推理発表・犯人投票

議論・密談を重ね、ついに投票パート!

それぞれの推理を発表し、自分が考えた容疑者に投票します。

今までがやがや会話していた分緊張感があり、それもまた楽しい要素です。

マーダーミステリー初心者の方は「推理なんて難しそう......」と思ってしまうかもしれませんが、推理というよりも「なぜ自分が犯人だと思ったのか」を簡単に発表する時間だと考えてください!直感的な理由でも全然OKです!

犯人イメージ

エンディング

投票終了後はエンディングの解説とネタバラシになります。

マーダーミステリーは自分たちが下した決断や達成した条件によってエンディングが変わるため、場合によっては正しい犯人を指摘した結果バッドエンドになることも......

打ち上げ

感想戦

エンディングの解説後はプレイヤーみんなでゲームについて語り合う感想戦です。各々キャラクターの秘匿情報などを開示して、プレイヤーがたどり着かなかった事実・隠しきれた事実などを明かしていきます。

数時間かけて解こうと努力した物語の全貌がやっとわかるこのパートは個人的に大好きです。

「あの時のあれこういうことだったの!?」

「この情報隠してた理由これか!」 など

悔しさとすっきりが同居する時間であり、僕の友人は感想戦が一番楽しいと言っていました。

マーダーミステリーの魅力

僕が思うマーダーミステリーの一番の魅力物語への没入感です。

ゲームの開始時点では一歩引いた遊び方をしていても、気づけばキャラクターに没入し、ムキになって事件について考えて議論は白熱します。

この没入感こそがマーダーミステリーでしか味わえない体験であり一番のおすすめポイントです!!

omocoro.jp

こちらの記事では実際のマダミスの雰囲気が詳しくわかるのでぜひ一度ご覧になってみてください!

レンタルルームイメージ

マーダーミステリーが遊べる場所

マーダーミステリーを遊ぶには主に二通り方法があり、下記でそれぞれのメリットを解説します。

友人を募って仲間内で遊ぶ方法

マーダーミステリーのシナリオはネットショップなどで販売されているのでそれを購入して友人同士で遊ぶ方法です。僕はこの方法で始めました!

すでに関係性ができあがっているため突っ込んだ議論がしやすく、より物語に入り込めるという点は大きなメリットだと思います。

また、比較的安価で遊べる点でもおすすめです。

オフラインの場合であればレンタルスペースなどを借りれば場所代とシナリオ代だけで遊ぶことができ、店舗で遊ぶよりも安価で遊ぶことができます。 また、オンラインで遊ぶ場合はシナリオ代のみです。

マーダーミステリーイベントを開催している店舗で遊ぶ方法

「人を集めるのが大変」という方は店舗で遊ぶ方法がおすすめです。

開催されているシナリオを店舗ページから予約して参加するという方法です。

持ち物や場所の確保などの用意が不要であり、店舗に行くだけでマーダーミステリーを楽しむことができます。

また、プロのスタッフがゲームを支えてくれるという点も大きなメリットでしょう。

www.lostproduct.jp

おわりに

マーダーミステリーのすゝめ

ここまでマーダーミステリーについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

マーダーミステリーに興味を持っている初心者の方や未体験の方のお役に立てていれば幸いです。

一度遊んでみたらきっと皆さんもハマると思うので、ぜひ挑戦してみてください!

それでは!